貸切バス事業者安全性評価認定制度
ダイヤモンド観光バスは、2022年12月19日付で、公益社団法人日本バス協会より貸切バス事業者安全性評価認定制度の三ツ星認定を受けました。
この認定制度は、利用者がバス会社を選ぶ際、安全対策に取り組んでいるかどうかを「見える化」する対策の一つとして、国土交通省、公益社団法人日本バス協会、学識経験者等で構成される「貸切バス事業者安全性評価認定委員会」により、安全性や安全確保のための取り組み状況を評価するものです。
書類審査の76項目で合計60点以上が必要な「一ツ星」からスタートし、その2年後の更新時に80点以上で「二ツ星」にランクアップ。さらにその2年後の更新時にて引き続き80点以上をとることで「三ツ星」へとランクアップします。
このようにこの三ツ星認定は、ダイヤモンド観光バスの安全なバスの運行のために継続的な取り組みや姿勢が評価された証と言えるものです。この評価に慢心することなく、社員一同、今後も継続して輸送の安全を追及していきます。
ダイヤモンド観光バスは、お客様の安全を守るための各種講習を全スタッフに義務付けています。
もちろん、毎日の点呼確認やアルコール呼気チェック、血圧の測定など個々のスタッフの健康管理も万全に行い、少しの異変も逃しません。
また、お客様からは見えないバスの車両装備や機器などをプロの手により詳細に整備、管理することで、日々の安全運行へとつなげています。
ベテランドライバーによる安全運転講習の実施
日々の点呼確認や呼気チェックも万全に
バスの日々のメンテナンスも安全運行のための基本
輸送の安全に関わる公表
ダイヤモンド観光バス株式会社では、最大の責務である「輸送の安全の確保」に関する基本方針として「安全方針」を定め、その実践により全社員が一丸となって安全・快適な輸送サービスの提供に努めています。
この輸送の安全に関する情報については、積極的に公表することとしています。
1.輸送の安全に関する基本的な方針
- 安全確保の最優先がバスの事業者の使命であることを深く認識し、社長・役員・社員一同が安全確保に最善の努力を尽くす。
- 輸送の安全に関する法令及び関連する規程を厳守し、厳正かつ忠実に職務を遂行する。
- 安全確保の為の管理・整備及び予防的措置を実施する。
- 輸送の安全に関する情報については、積極的に公表及び情報を更新する。
2.輸送の安全に関する目標及び達成状況
- 人身及物損事故ゼロを貫徹・継続
- 酒気帯び運転・速度超過の撲滅
- 安全確保の為の積極的な投資
- 徹底した運行管理による事故防止
目標の達成状況
- 令和5年度目標
- 自働車事故報告規則第2条に規定する事故 0件
(死亡事故件数、重傷事故件数、軽傷事故件数、物損事故件数、事故報告書提出件数、健康起因事故件数)
発生件数ゼロとなり、目標を達成いたしました。
3.自働車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計
自動車年度事故報告規則第2条に規定される死亡事故、重傷事故、軽傷事故、物損事故、健康起因事故はすべて発生しておりません。
なお、ダイヤモンド観光バスでは、2019年以来事故発生ゼロ件を継続しております。
年度 | 部門 | 目標 | 実績 | 内訳 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
2021年度 | バス | 重大 | 0件 | 0件 | 人身事故 物損事故 | 0件 0件 |
軽微 | 0件 | 0件 | 人身事故 物損事故 | 0件 0件 | ||
2022年度 | バス | 重大 | 0件 | 0件 | 人身事故 物損事故 | 0件 0件 |
軽微 | 0件 | 0件 | 人身事故 物損事故 | 0件 0件 | ||
2023年度 | バス | 重大 | 0件 | 0件 | 人身事故 物損事故 | 0件 0件 |
軽微 | 0件 | 0件 | 人身事故 物損事故 | 0件 0件 |
4.安全管理規定
安全管理規定(PDF)をご覧ください。
5.輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置
令和5年度
貸切バス(中型)1台購入、貸切バス安全性評価制度(三ツ星取得)
運転者へのMRI検査の実施(4名)
デジタコ未装着車両への装着(1台) ※全車両装着済
令和6年度
デジタル式運行記録計へ全車両移行、
運転者への脳MRI検査の実施予定(4名)
全乗務員への睡眠時無呼吸症候群検査の実施
ドライブレコーダーの映像取得によるヒヤリ・ハットの社内共有
新型車両(安全装備装着車)の導入予定(小型)
運行管理システムの導入予定
6.輸送の安全に係る情報の伝達体制その他の組織体制
ダイヤモンド観光バスでは、輸送の安全に関する情報の連絡体制を下記のとおり確立し、社内において必要な情報を速やかに伝達、共有します。
7.輸送の安全に関する教育及び研修の実施状況
- 年間教育指導計画に基づく実施
年間必須項目14項目を定めて実施する。 - その他の教習教育計画
雪道研修(チェーン脱着及び雪道の走行)
緊急救命講習
座学・年5回のドライブレコーダーを利用したヒヤリ・ハット共有、運転特性指導
適性検査を利用した乗務員指導
服務規律、接客態度等に関する研修(全乗務員を対象) - 初任運転者に対して行う必要のある添乗による安全運転の実技指導
該当者:2名(運転歴10年・運転歴なし)
添乗指導教官:2名(乗務歴34年/指導歴7年・乗務歴30年/指導歴5年)
モデルコース:
車庫(白岡市)~高速道路(久喜-清滝)~日光いろは坂~立木観音~竜頭の滝~華厳の滝~いろは坂~日光ドライブイン~高速道路(日光-久喜)~車庫
▲ 非常口の使用と発煙筒の使用研修の様子
8.輸送の安全にかかわる内部監査の結果並びにそれに基づき講じた措置及び講じようとする措置
[実施期間] 令和5年4月1日~令和6年3月31日
[実施対象] 社長、営業所長
[実施結果] 輸送の安全に関する基本的な方針等において、情報の公開(社内掲示物、HPの更新等)が遅れていることが確認された。
[講じた措置] 担当が明確でないことで、常に最新情報に更新されていないことを踏まえ、担当者の配置、必要なことについては外部へ委託することで、最新の状態にする。
9.道路運送法第22条の2第2項第4号に規定する安全統括管理者に係る情報
安全統括管理者 | ダイヤモンド観光バス株式会社 代表取締役 齋藤 保 |
選任年月日 | 2013年12月1日 |
10.事業用自動車の運転者、運行管理者、整備管理者の情報
- 運転者数 事業用自動者運転者:
13名(兼務3名含む) - 運行管理者数:3名 運行管理者補助者:3名
- 整備管理者数:2名 整備管理補助者:4名
(令和6年6月30日現在)
11.事業用自動車に係る情報
所有貸切バス一覧
車種 | 台数 | 最古年式 | 最新年式 | 平均車齢 |
---|---|---|---|---|
大型車 | 6台 | 2006年 | 2018年 | 10年 |
中型車 | 3台 | 2004年 | 2019年 | 11年 |
小型車 (マイクロ) |
2台 | 2004年 | 2013年 | 15年 |
(令和6年3月31日現在)